概要

ビットコインとは?
ビットコインとはビットコインシステムの通貨単位である。単位は一般的に「BTC」が使用されている(例:100 BTC)。ビットコインは無形通貨であり、ビットコイン口座アドレスと関連付けられることで使用できる。

ビットコインの口座開設
まずはビットコイン用の口座を開設しましょう。
ビットコインの口座開設は以下リンク先より可能です。
https://blockchain.info/ja/wallet/faq
blockchain.infoウェブサイトではビットコイン口座開設以外に、初心者にもわかりやすいビットコインの仕組みなどを解説したページもありますので是非ご利用ください。

ビットコインを手に入れる方法
ビットコインを入手するには様々な方法がある。
  • 商品やサービスの対価としてビットコインを得る
  • 従来の通貨からの両替は両替サービスを行っている取引所を利用する
  • 支払いにビットコインを利用できる地元のお店を探す
  • 新規にブロックを生成する
  • 集団採掘所で採掘に参加する

ビットコインを入手できるサイト
Mt. Gox https://mtgox.com/
FeedZeBirds
Paypalでビットコインを購入することは可能か?
Paypalを利用してビットコインを販売したい人は存在するものの、過去にPaypalを利用した詐欺が横行したため、基本的に両替所ではPaypalでの支払いを受け付けていないのが現状である。

ビットコインフォーラムはどこにあるのか?
ビットコインフォーラムはこちら。
http://www.bitcoin.co.jp/forum/index.php

ビットコイン生成の仕組み

新規コインは(パソコンなどで)難解な数式を計算し解決することで発行されるネットワークノード認証方法の一種、Proof Of Work プロトコル(新規ブロックを発見する)から生成される。この新規ブロックを発見することで得られる報酬はビットコインネットワーク開始から最初の4年で10,500,000 BTC生成されるように調整されている。額は4年おきに半減するため、8年目には5,250,000 BTC、12年目には2,625,000 BTC…となる。

各ブロックは平均10分おきに生成される。これら新規コインを生成しようとする人数の増減具合により生成までの難易度が変化する。これはネットワーク全体で事前に確認され合意されており、直前の2016ブロックを生成するのにかかった時間を元に発生。つまり「新規コインを生成するのに要した平均演算能力」割ることの「前回ブロックを生成するのにかかった時間」= 難易度に反映される。ブロックを生成できる確率は自らが使用しているシステムの演算能力とネットワークにあるその他すべてのシステムの演算能力総計の比較によって決定される。

現在流通しているビットコインの総額
現在の総流通量
ブロック数 x コイン単価 = 既存のコイン数となる。初めの210,000ブロックは1コイン50 BTC、次の210,000ブロックは25 BTC、次の210,000は12.5 BTC、その次6.25 BTC…と価値が推移していく。

ビットコインの整除可能範囲
厳密にビットコインは小数点以下8位0.00000001まで割ることが可能。さらなる小額ビットコインの提供は必要性により将来登場するかもしれない。

ビットコインの単位名称について
一般的に使用されているものが以下である。
  • 1BTC = 1ビットコイン
  • 0.01 BTC = 1 cBTC = 1 センチビットコイン(またはビットセント)
  • 0.001 BTC = 1 mBTC = 1ミリビットコイン(または1ミリビット)
  • 0.000 001 BTC = 1 μBTC = 1マイクロビットコイン(または1マイクロビット)

上記の単位名称は国際的に受け入れられているSI単位系である。0.01 BTCは何らかの意味の通る表記たとえば0.01 USD、GBPやEURのように単純に同等の表記ができないため議論されているが、既に使用されている貨幣通貨の名称の利用は消極的となっている。

唯一の例外はビットコイン発明者の中本 哲史氏にちなんだビットコイン最小単位
  • 0.000 000 01 BTC = 1 Satoshi
となっている。

最小単位でのビットコイン生成量からの半減はどうなるのか?
ビットコインの生成は0.00000001 BTCから0となる。その後ビットコインは生成されなくなる。すなわち数値は2で割られ四捨五入され、計算は64ビットの符号付き整数のビット単位の右シフト演算で行われる。整数はBTC の数値 x 100,000,000と同じである。このようにすべてのビットコイン情報は保存されている。

ビットコインすべてを生成するのにかかる時間はどのくらいか?
最後のビットコインを生成するブロックは#6,929,999となる。これは大体2014年あたりになるといわれている。最終的に市場に出回るコインの数は20,999,999.9769 BTCで固定される。
現在の小数点8位以降が拡張された場合もそのほかのシステムが同じであれば21億ビットコイン以下の数値で固定される。たとえば小数点以下16位まで拡張された場合流通するビットコイン総量は20999999.97690000 BTCとなる。

ビットコインが生成されなくなった場合、新規ブロックは生成されるのか?
ビットコイン生成が終了する前から、ブロック生成の際に使用される取引費用のほうがビットコイン生成より価値のあるものになるだろう。ビットコイン生成が終了すると、ビットコインの流通を支えるのは取引費用のみとなる。そのため#6,929,999以降もブロックは生成される。

ビットコインの生成が終了後ビットコインをなくしてしまったら?
需要と供給の法則によって存在するビットコインの数が減った場合、残されたビットコインは貴重になり高価となる。そのためビットコインがなくなるにつれ、相殺するように残されたビットコインの価値は上がる。そしてビットコインの価値が上がるにつれ、商品購入に必要なビットコインの量が下がるようになる。これがデフレ経済モデルである。さらにビットコインの平均取引額が少なくなるにつれ、ミリビットコインやマイクロビットコインのようにさらに小さな副次的単位で取引されるようになるだろう。

ビットコインプロトコルでは1億分の1単位(Satoshi)まで使用可能だが、未使用のビットセクションがプロトコルフィールド上にあるためさらに小さな単位での副次的単位を使用することは可能である。

すべての取引がネットワークで行われても、ビットコインは拡張するのか?
ビットコインプロトコルは全取引履歴をダウンロードしなくともビットコインを使用できる軽いクライアントの利用を可能とする。トラフィックが増大し、このようなことが深刻になった場合でも新たな埋め込み方法のコンセプトは開発されるだろう。そしてフルネットワークノードはある時点で特別サービスとなるだろう。
ソフトウェアに少しの変更と近年のハードウェアを利用することで、全ビットコインノードはVISAおよびマスターカード両方と競り合うことができるだろう。


経済

ビットコインの価値の源
ビットコインは多くより支払いの方法として利用されているため価値がある。

貨幣の価値が金からくるのは、貨幣で金を購入できるという約束があるからである。ビットコインはお店などの商品価格が価値の源となっている。商品価格は同等の貨幣との交換が約束されている。

だれかが存在するビットコインすべてを購入してしまった場合どうなるのか?
その場合購入者は価格を高騰させてしまうだけだろう。またすべてのビットコインが売りに出されているわけではないので安心である。

ビットコインのデフレはデフレスパイラルに発展してしまわないのか?
こちらの記事を参照Deflationary spiral

ビットコインは早期に採用した人に不公平に利益を与えてしまわないか?
早期採用者はリスクを冒して確立していないビットコインに投資したため、多くのビットコインを保有している。これによりビットコインが現在の状態に発展し将来へつながる基礎を作ることができた。投資の成功により利益を収めるのは公平であると言える。

いずれにしろビットコインがもたらす経済への変化、利益、恩恵のほうが初期投資の額よりはるかに大きいだろう。

ビットコインはねずみ講ではないのか?
ねずみ講は創設者が投資者を儲かると納得させるが、ビットコインはそのような保証はない。中央組織なども存在せず、ただ各個人がビットコイン経済を築き上げているだけである。
ねずみ講は早期投資者が後期投資者のより利益を得られるが、ビットコインでは早期投資者は価値の増加により利益を得られ、後期投資者は利便性の高い安定した通貨を利用することで得をすることができる。

ビットコインはバブルシステムか?
ビットコインはドルやユーロと同じバブル経済システムである。


支払いの送信および受信

受け取ったビットコインが利用可能になるのに10分かかるのはなぜか?
ブロックを発見するのに要する平均時間は10分程度となっている。
この10分は大きなネットワーク上でのブロックデータの伝達に要する時間およびデータ分割や処理などに要する作業量を考慮した結果、妥協点として中本 哲史氏により決定された。

ビットコインでの取引間ではなぜ10分待たなければならないのか?
小額であれば確認を待たずに次の取引をしてもいいだろう。高額の場合は待ったほうがいい。基本的に前回の取引結果が出るのに平均10分を要するため、取引結果確認後に次の取引を行うことをお勧めする。

ビットコインの口座アドレスが変化する理由とは?
現在使用しているアドレスで取引を行うと新しいアドレスへ交換される。これは匿名性を高めるためで、過去の使用済みアドレスも再度使用可能である。

取引手数料はいくらか?
取引のいくつかは認証されるのに取引手数料が必要な場合がある。取引手数料はビットコインソフトウェアにより送受信される。
例として1.234 BTCを送信し手数料として0.0005 BTCがかかる場合、口座より1.2345 BTCが送信され、相手には1.234 BTCが届く。
手数料は送信するビットコインの数量ではなく、データ量で決定するため手数料は極端に安いか(例:1,000 BTC送信するのに0.0005 BTC)高くなってしまう(例:0.004 BTC送信するのに0.0005 BTC)。ビットコインの集団採掘に参加している場合は手数料が比較的高く感じるだろう。


ネットワーク

ビットコインソフトウェアを使用するためのファイヤウォール設定について
ビットコインソフトウェアは他ノードに接続するのに通常TCPポート8333を使用する。ビットコインソフトウェアにたくさんのノードに接続してほしい場合はTCPにポート8333を使用する必要がある。またビットコインソフトウェアは他ノードに接続するのにIRC(TCPポート6667)を利用することも可能。

ピア検索の仕組み
ビットコインソフトウェアはIRCサーバー(チャンネル #bitcoin on irc.lfnet.org)に接続することで他のピアを探し出す。IRCサーバーに接続できない場合は、内蔵されたノード表を使用してノードを検索する。


採掘

採掘(生成)とは?
採掘とはコンピュータの演算能力を使用してブロックを探し出し、新規ビットコインを生成する過程のことである。
厳密に言えば採掘はブロックヘッダーのハッシュ値を計算することだが、これらには直前のブロック情報や取引履歴、ランダムな文字列のnonce値が含まれている。ブロックのハッシュ値がターゲット(すべてのビットコインクライアントが使用する256ビット数値)より低い場合、新規ブロックが生成され新規に生成された50 BTCが入手可能となる。ハッシュ値がターゲットより高い場合は、新規Nonce値が適用され新規ハッシュ値が計算される。これはすべてのビットコインソフトウェアによって秒速数万回行われている。

ちなみにターゲットの最高値は
0x00000000ffff0000000000000000000000000000000000000000000000000000
となる。

ビットコインソフトウェアからビットコイン生成のオプションが除外された理由
ビットコイン開始から間もないころは誰でも標準のパソコン用のCPUで新規ブロックを生成することができた。しかしビットコイン利用者が増加するにつれ新規ブロックを生成するのに数年を要するようになってしまった。現在ではハイエンドグラフィックカード演算と専用のソフトを使用することで生成がいくらか可能であるが、シングルCPUでの採掘は事実上効果的ではなくなってしまったためソフトウェアから除外された。

Proof Of Work プロトコルシステムはどのようにビットコインのセキュリティーを向上させるのか?
ビットコイン採掘のプロセスは以下のようになっている。

データ = ビットコインに関するデータ領域
Nonce値 = 1
ハッシュ値 = SHA2

ビットコインソフトウェアはターゲットより低いハッシュ値に至るまで繰り返し増加するnonce値を作り出している。採掘の行為自体は何も難しい演算を行っているのではなく、適切なnonce値を探しているだけである。その上でビットコインデータ領域と組み合わせ特別なハッシュ値となっている。
この仕組みを利用することで結果の確認が容易になる。データ領域とnonce値を合わせたハッシュ値1つのみで必要な情報を保持していることが確認できる。これらハッシュ値の中身を知ることができないため、Proof Of Workプロトコルシステムを正しいnonce値を膨大な演算で探し出したという証拠として使用できる。
たとえ悪意のあるユーザーが独自のビットコインデータをネットワークに送信使用したとしてもこの証拠データが必要になるため、ネットワークの演算能力が悪意のあるユーザーの演算能力を上回っている限り悪意のあるユーザーに凌駕されることはないだろう。


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